ある病院の看護師の募集を受けた友だち

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むかし、看護師をしている彼女がいたころに、その友だちや同僚の看護師さんたちと、よくいっしょに遊びに行ったり、飲みにいったりしていました。彼女とは結局別れてしまったのですが、彼女の仲のいい友だちとは、いまでもふつうに付き合いが続いていて、ときどき付き合っていた子がどうしているかなど聞かせてくれます。その友だちの看護師さんが、ある病院が看護師を募集しているのを知って、いまの病院から移ろうかどうしようか、迷っていたことがありました。

看護師を募集していたのは、静岡県にある総合病院でした。ぼくや友だちの看護師さんが住んでいる県のおとなりで、距離が遠くなり、そこで働くとなると、家を引っ越す必要があります。そうまでしてどうしてその病院に行きたいのかと聞くと、ある専門的な科で働きたいからだと教えてくれました。その総合病院は建て直したばかり。あたらしく作られた科がいくつかあり、そのうちのひとつが、彼女が行きたいと考えている、最先端医療で患者さんの治療をおこなうところだったんです。

看護師の友だちは、ある病気で自分のお父さんを亡くしており、自分の働く病院に入院していたお父さんの最後の日々を、家族として病院スタッフとして見続けた経験がありました。最新の科は、お父さんがかかった病気を治すための治療が研究されていて、彼女はそこで自分の看護の腕を磨きたいと願っていたんです。その病院の看護師の募集枠はわずかで、それでも彼女の熱意が伝わったのか、無事採用されました。となりの県へ引っ越してしまったので、会う機会は減りましたが、きっとがんばって働いているのだろうなと思っています。